【グーグルプレイコンソール】アプリのコンテンツの注意点(子供向けゲームの場合)
どうも、だらはです。
先日、幼児向けに「トイトレうんち大作戦(幼児向け知育アプリ)」をリリースしました。
広告ありで公開したのですが、実際にグーグルプレイに製品版を公開するまで1ヶ月近く掛かりました。。
私のような初心者には敷居が高かったので、注意点を押さえながら手順を紹介したいと思います。
コンテンツのレーティング
先ず理解すべきは、レーティングの目的です。
Google Playチームとの問い合わせの結果、以下の回答を頂きましたので紹介したいと思います。
コンテンツのレーティングは、特定のアプリについて、不快感を与える可能性のあるコンテンツがそのアプリに含まれていることをユーザー(特に保護者)に知らせるためのものです。
アプリの利用者もそうですが、特に保護者へ向けたものとのことです。
よって、仮にレーティング設定時のチェックボックスのどれにも該当しないと思える場合でも、本来の目的に適するように設定にする必要があります。
【私の場合】私のアプリではうんちに模したキャラクタが出てきますが、以下のチェックボックスに該当しないと考えていたため、どの項目にもチェックは入れませんでした。
すると「下品なユーモア」が含まれると指摘されました。。
- げっぷ、おなら、嘔吐など生理現象を利用した笑いの要素はゲームに含まれていますか?
→生理現象を利用した笑いの要素は含まれないため非該当。 - (上記にはいと回答すると出現)ゲームを面白くするために使われている生理現象はありますか?該当するチェックボックスをすべてオンにしてください
- ぬめり、げっぷ、おならの音
→どれも登場しないため非該当。 - おなら (“吹き出し" の描写を伴う)、無意味に出現する大便 (“とぐろ")、嘔吐
→大便を模したキャラクタは出現するが、無意味ではないため非該当。 - 排尿、尿、リアルに描写された大便
→デフォルメされた大便は出現するがリアルではないため非該当。 - 人間の排便行為の視覚的な描写
→人間の排便行為の視覚的な描写は登場しないため非該当。
- ぬめり、げっぷ、おならの音
どの項目にも該当しないと思われる場合でも、不快感を与える可能性があるならば一番近い項目にチェックすると審査に通りやすくなると思われます。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーで注意すべきことは、記載するアドレスです。
全ての国からアクセス可能である必要があるため、海外IPを拒否する設定をしている場合は設定を解除する必要があります。
以下のサイトにて海外IPでアクセス可能かを検証できますので試してみると良いかもしれません。
広告
広告で注意すべきことは、レーティングへの対応です。
もし仮に子供を対象とする場合、広告ユニットでも子供を対象とするスクリプトを組まなければなりません。
以下に、Unityで子供を対象とする広告の表示方法についてまとめましたのでご参考にして頂けると嬉しいです。
ターゲットユーザーおよびコンテンツ
ターゲットユーザーおよびコンテンツで注意すべきことは、レーティングへの対応です。本項目も、コンテンツのレーティングで設定された年齢と本設定を合わせる必要があります。
具体例を挙げます。
仮に、コンテンツのレーティングで「下品なユーモア」にチェックを入れたとします。すると、日本は3歳以上ですが、北米のレーティングは10歳以上となります。
すると、日本にしか配信しないアプリだとしても、本設定は北米のレーティングに合わせる必要があります。
ここで気をつける点として、チェックボックスとして選択すべきは「13〜15歳」ではなく「9〜12歳」だということです。
10歳以上なら「13〜15歳」に設定しなきゃいけないでしょ!……と思われるかもしれませんが、これはGoogle Playチームからの回答です。
少なくとも私の場合はそうだっただけかもしれませんが、Google Playチームから「9〜12歳」に設定して問題ないと回答を貰いました。また、審査も通りました。
私の方で責任は負えませんので、もし不安であれば、Google Playチームに問い合わせて見ると良いかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、アプリの配信にあたりGoogle playチームおよびデベロッパーサポートの方々に多大なご迷惑をおかけしました。
どの問い合わせにも親切に回答して頂き、無事、審査も通ることができました。
これからどんどんアプリ開発を勧めていきたいと思います!
以上、だらはでした。
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